発達障害の自分の育て方 岩本 友規
前置き
発達障害を持つ著者が自分なりに工夫してうまくいった方法を紹介するいわゆる自己啓発本の類。
引用しつつ原典を紹介してなかったり科学的にいってどうなのっていうどうかと思う部分を紹介してたりそもそも発達障害の定義が最後まで不明確だったりしたのであまり読む価値はない。
でも所々有益な情報がちらばってたのでここにまとめる。
引用は特に断りがない限り本書から
感想なんか
主語がでかい
引用の割に出典が書かれてないのが気になった
あまり参考にならなかった
著者について
情報
「子供の発達には、依存から自立へという過程が絶対に必要であって、それは不可避のことなのです。(中略)健全な発達と自立には、そのように十分な依存体験が必要です」(なんかの本の引用 原典不明)
人間の能力・性格などあらゆる要素の役50%が、親から受け継ぐ(少しエラーや変異はあるようですが)遺伝子で決まってきます。
数字は様々ですが、ここで強調しておきたいのは、自分の遺伝子は変えようがありませんが、残りの50%しだいで、人生は大きく変わってくるということです。自分が自分の人生をコントロールする余地は、大いに残されているというのが、私の理解ですし、こうした一連の遺伝子研究から読みとっていくべきメッセージです。
ハーバード大学で精神医学を研究しているジョン・レイティ教授は、「運動は脳の中の神経伝達物質と、そのほかの神経化学物質のバランスを保っているのだ。そしてこれから見ていくように、脳内のバランスを保つことができれば人生を変えることができる」と、著書『脳を鍛えるには運動しかない』の中で書いています。
発達障害の人は高度な処理を管理している脳のごく一部分の機能不全と考えられます。(原典不明)
実はADHDやアスペルガー症候群も、腸内の炎症がもとで起きる脳の炎症がひとつの原因ではないかと疑われてきています。(原典不明)
水銀説やワクチン説のこともあるしこういう情報は安易に信じないほうが安全。
自分の世界と周囲の世界を切り離して考えるという考え方が紹介されている。
でもこれって発達障害と関係あるんですかね?(いやあるとは思うけど脈略がつかめない)
マインドフルネス
ダニエル・J・シーゲル
考え方の3つの柱
マインドサイト
自分の心を客観的に感じるスキル
マインドサイトを身につけ、日々活用していると、脳のつくりが変わっていくということです。
思いやりや共感力が高まっていく。
脳の神経回路が統合していくとメンタルも安定するという発想
ハーマンモデル
ネッド・ハーマン
個人の行動傾向とよく使われる脳の部位が結びついていることを見つけて、大脳と辺縁系をそれぞれ左右に分けた4象限で個人の特性をモデル化していきました。
無意識の定義の引用だけ。
天職探しについて
この本では天職の探し方についても紹介されてたのでその中でもいくつかの情報をピックアップ
フロー
「フロー」というのは心理学者のミハイ・チクセントミハイが研究の結果たどり着いた、人間がその活動に深く没頭しているときの状態を指す言葉
北端康良
才能心理学協会理事長
転職を見つけるパターンについて
そのパターンとは、自分の人生の中で最も感動したことや衝撃を受けた出来事など、自分の感情を大きく動かしたモノやコトがきっかけになって、自分に足りないものを自らに補ったり社会全体にも広めていこうとする欲求が、どんな分野であってもその人の天職になっていく、ということです。
鵜川洋明
パッションテスト
アメリカのジャネット・アットウッドによって開発された情熱発見ツール
興味のあるイベントの探し方
いくつかのサイトが紹介されていた。
以下紹介されていたサイト